ではなぜ毛細血管はゴースト化してしまうのでしょう。
その理由は運動不足による血流低下や加齢に伴う血管の硬化など様々な原因がありますが、自律神経の働きも大きく関わっています。
自律神経とは人の意思が関わらない細胞レベルの生命活動のことを言います。
起きているときの「交感神経」と寝ている・リラックスしているときの「副交感神経」という二つの状態があり、活動状態によって切り替わります。
毛細血管に血液が流れるためには副交感神経の状態になる必要があるのです。
ところが、現代社会はストレス社会。ストレスにより自律神経が乱れがちです。
自律神経が乱れると常に「交感神経」になりがちで、「副交感神経」への切り替わりがうまく行かなくなります。「副交感神経」への切り替わりがうまくいかないと毛細血管へ血液が流れなくなり血管がゴースト化していくのです。
夜あまり眠れないなど、日頃からストレスを感じている人は要注意です。